
実現できる構造を創る
「開発という仕事は『未来の製品を最初につくる』ということ。
まだ実現していない製品を生み出すこと。
だからこそ、出来上がった時に愛着が湧くのかもしれませんね。」
4色ボールペンのような構造を持ち、リップペンシルとアイペンシルの機能を合わせ持つオールインワンのアイテムを開発。
アイディアとして、フォルムや機能はイメージできても、実際に使いやすく量産可能な構造を設計していくことは簡単ではない。形にするものが決まってからもそこから悩み続ける。ある意味それがこの仕事の醍醐味でもあり、生みの苦しみというものでもある…。

設計に取り組みながら、試作を重ねる。
設計に取り組みながら、試作を重ねる。
動かない。思うような動きにならない。そんなときもあります。
それがクリアできても、構造が複雑すぎたり、パーツが多すぎたりすれば大量に生産することは難しく、量産に適したシンプルな構造にするために、ひとつひとつの課題をクリアしていくことが必要です。
工場での生産効率、コスト面、それでいて付加価値のあるものをつくる必要があり、特許を申請できる構造にする。そのためには、これまでの経験の中で得たものを応用し決してあきらめることなく努力で越えていく。そんな仕事です。
また、私たちがつくるものは部品ではなく製品。売れるものをつくる。人が使うものをつくる仕事です。

0から最終形までを設計できる仕事は世の中にはほとんどありません。
世の中に、アイディアはいくらでもありますが、その機能やフォルムを「実現できる構造」、日々そこに向かって私たちは進んでいます。
具体的には3DCADでひたすら無になってつくる。試作品をつくる方法は新しい機器を導入し3Dプリンターを用いて作ります。そして改良を重ねます。試作品の数は数え切れません。
こうしたい!を実現するためにひたすら悩み続けますが、そうしていると良いアイディアはバス待ちの時間や電車に揺られている時にふっと降りてきます。不思議ですね。自分では何も考えていないような時に湧いてくる。そのチャンスを逃さず、忘れないうちに形にするために一歩踏み出す行動も大切にしています。

どのような人がこの仕事に向いているのか
ものづくりが好きな人には最高の現場です。初めて出会う製品をつい手に取って触れたくなってしまうようなタイプの人。
そして、人との関わり方が上手い人ですね。他部署から信頼される人。
そういう人は約束を守る、報告・連絡・相談を確実に行う、そして他部署の状況も知ろうとする。一人では製品をつくり上げることはできません。
営業や工場との適切な情報共有や連携があってこそ、良い製品を必要としている人に届けられるのです。

Profile
パッケージ開発本部
本部長
谷 仁一





